恋愛しない若者たち

牛窪恵著

 

「はじめに」に「最後まで読み終える頃、若者の恋愛や結婚、そして日本の未来についてほんの少しでも前向きな気持ちが皆さんの胸にふわっと芽生えてくだされば」とあるけど、全然なかった。(個人的意見です)

 

誤読だろうか、非モテの大勝利宣言と解釈したのは。

 

草食傾向は世界的なものらしい。

 

「女性に限っては、18歳ごろまでに性行為をしてしまうと、高校中退や大学未進学の確立が2倍に高まる」

控えめに言って、m9(^Д^)プギャーッと言わざるをえない。

 

収入下がってるのに専業主婦希望って、何考えてるんだろう。家にこもって欝々として子供を虐待するかママ友(笑)をいじめるかするのかなー。労働市場の価値もガタ落ちするんだろうね。何考えてるんだろう。

 

「異性との交際を『怖い』『ヤバイ』と身構える彼らは、本当の意味で『恋愛する自由』を手にしていないのではないか」

大きなお世話だな。恋愛はリスクどころかハザードでしかない。著者は1968年生まれとある。1990年におおよそ22歳。いい時代を生きたんだろうね。

 

アメリカでの話。精子バンクで150人の異母兄弟が生まれたとのこと。聖闘士星矢みたいだ。

 

結婚は契約にすればいいのに。かくかくしかじかをすること。これをしたら離婚する、って感じで。

一時の感情で動くから後で苦しむんだね。